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論文

Comparison of $$^{14}$$C collected by precipitation and gas-strip methods for dating groundwater

中田 弘太郎*; 長谷川 琢磨*; 岩月 輝希; 加藤 利弘

Radiocarbon, 58(3), p.491 - 503, 2016/09

AA2015-0781.pdf:0.96MB

 被引用回数:5 パーセンタイル:21.26(Geochemistry & Geophysics)

地下水の$$^{14}$$C年代測定に必要な溶存無機炭酸(DIC)の回収法(沈殿法とガス化法)の違いが、$$^{14}$$C測定値に与える影響について検証を行った。その結果、ガス化法で回収されたDICの$$^{14}$$C値は理論的に想定される値と同等の値を示した。一方で、沈殿法で回収されたDICの$$^{14}$$C値は、理論値より高い値を示し、回収処理中に現代炭素による汚染が生じることが確認された。汚染の程度は、使用した試薬の量などから算出することができた。地下水の$$^{14}$$C年代測定については、調査目的に応じてDIC回収方法を選択する必要があると考えられた。

論文

原研むつ・タンデトロン加速器の現状

北村 敏勝; 甲 昭二*; 鈴木 崇史; 天野 光; 北田 慶信*; 渡部 幸也*

第17回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, p.52 - 55, 2004/12

日本原子力研究所むつ事業所では、海洋環境における放射性核種の移行挙動にかかわる研究を目的として、平成9年4月にタンデトロン加速器質量分析装置(JAERI-AMS:High Voltage Engineering Huropa製 Model 4130-AMS)を設置した。本装置は、最大加速電圧3MVのタンデム型加速器と炭素及びヨウ素同位体比測定用の2本のビームラインから構成される。炭素ラインは、平成11年12月に$$^{14}$$C定常測定を開始してから海洋環境における物質循環の解明等に関する研究に利用され、これまでに約4000試料の測定を行った。一方、ヨウ素ラインは、再現性及び感度試験を行い、$$^{129}$$Iを高精度で測定できることを確認し、昨年5月から定常測定を開始した。本講演では、平成15年度の運転状況等のほか、$$^{129}$$I測定の現状について紹介する。

論文

Characteristics of a simultaneous sampling system for the speciation of atmospheric T and $$^{14}$$C, and its application to surface and soil air

天野 光; 駒 知孝*; 安藤 麻里子; 小嵐 淳; 飯田 孝夫*

Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 252(2), p.353 - 357, 2002/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:39.48(Chemistry, Analytical)

空気中H-3,C-14について、化学形別同時サンプリング装置を開発し、その特性を調べた。また、その装置を用い、屋外空気,土壌空気についてサンプリングを行い、化学形ごとの濃度を定量した。本装置では、H-3について水蒸気,水素ガス,及びメタンの化学形を、C-14について二酸化炭素及びメタンの化学形のものを同時に採取できる。

報告書

改良オーステナイト最適化鋼の開発(II) - 試作被覆管の炉外試験評価 -

上羽 智之; 水田 俊治; 鵜飼 重治

JNC TN9400 2000-028, 41 Pages, 2000/03

JNC-TN9400-2000-028.pdf:2.52MB

改良オーステナイト最適化鋼(14Cr-25Ni鋼)は改良オーステナイト鋼(15Cr-20Ni鋼)の更なる耐スエリング性能を改善するため改良を行っている炉心材料である。この改良では照射中の析出物の微細・安定化を図るために、Ti,Nb,V,Pを複合添加し高温溶体化処理によってマトリックスに固溶させている。更に、最終冷間加工において加工度の増加と同時に残留応力を低減化している。14Cr-25Ni鋼の試作被覆管について実施している炉外試験のうち、組織観察(製品まま)、固溶量測定、結晶粒度測定の結果を評価し、以下の結果が得られた。(1)組織観察では、粒内に球状の析出物が認められた。EDXによる組成分析の結果、この析出物はTi,Nbの複合炭窒物[Ti,Nb(C,N)]がほとんどであった。(2)固溶したTiとNbの添加量に対する割合はそれぞれ70%、30%程度であった。未固溶のTi,Nbは未固溶CとMC型の炭化物を形成している可能性がある。(3)添加元素をマトリックスに十分に固溶させるために溶体化処理温度を高温にすると結晶粒が粗大化しやすくなり、超音波探傷検査におけるシャワーエコーの発生原因となる。結晶粒度測定の結果、Nbの添加量を標準鋼(0.2wt%)よりも少なくした鋼種(0.1wt%)では粗大粒の発生が少なく、Nb添加量の減少による結晶粒度制御の効果が確認できた。また、合金元素の固溶を促進させるために溶体化処理温度を高くしても、例えば中間冷間加工度を高めにすると同時に中間熱処理温度も高くするなど中間冷間加工と中間熱処理の条件を適切に設定することにより結晶粒の粗大化を抑制できる可能性がある。

報告書

環境中における長半減期放射性核種の定量法とそのレベルに関する調査研究(II)

not registered

PNC TJ1309 97-001, 112 Pages, 1997/03

PNC-TJ1309-97-001.pdf:3.5MB

本報告書は、昨年度に引き続き環境中に存在する核燃料サイクルに深く関連した長半減期放射性核種の分析定量法とそのレベルに関する調査研究結果をとりまとめたものである。特に、本年度は、研究の最終段階にあたる分析法の確認手法の一つであるクロスチェックを、日常食中の自由水トリチウム分析及び木片試料中のC-14分析について実施した。本報告書には、以下の項目の内容が記載されている。(1)国内および国際学会(日本、オーストリア、ロシア、フランス、中国)からの情報収集(2)液体シンチレーション測定に関する最近の話題・光子($$gamma$$線)/電子($$beta$$線)-排除アルファ液体シンチレーション(PERALS)スペクトロメトリー・トリチウム分析におけるバックグランド計数の変動(3)分析精度とクロスチェク・炭素-14分析・トリチウム分析

報告書

六ヶ所土壌における無機形$$^{14}$$Cの分配係数の測定

小川 弘道; 長尾 誠也; 妹尾 宗明*

JAERI-Research 96-004, 11 Pages, 1996/02

JAERI-Research-96-004.pdf:0.5MB

$$^{14}$$Cの天然バリア中での移行挙動に関する基礎データを収集するため、低レベル放射性廃棄物の浅地層処分が進められている青森県六ヶ所村で採取した土壌試料(砂、ローム及び粘土)を対象として、無機形$$^{14}$$C(H$$^{14}$$CO$$_{3-}$$)の分配係数を測定した。その結果、砂試料で60~90(ml/g)、ローム試料で20(ml/g)程度、粘土試料で3(ml/g)程度の分配係数を得た。また、篩い分けた砂試料及びローム試料について吸着実験を行った結果、砂試料の粒径が小さい部分(74$$mu$$m以下)の分配係数が400~700(ml/g)と非常に大きく、この部分に含まれる成分に無機形$$^{14}$$Cが選択的に吸着されていることがわかった。

論文

Development of shielding design code for synchrotron radiation beam line

浅野 芳裕; 笹本 宣雄

Radiation Physics and Chemistry, 44(1-2), p.133 - 137, 1994/00

 被引用回数:16 パーセンタイル:78.48(Chemistry, Physical)

大型放射光施設ビームライン遮蔽安全設計のための計算コードを開発した。このコードは、BNLのPhotonコードを基に、光源としてアンジュレータも考慮できるようになっている。光子の散乱現象においても、偏極による影響、角度分布がコヒーレント、インコヒーレント散乱過程で考慮することができる。また線量当量計算も、ヒルドアップ効果とともに考慮することができる。このコードを用いてSPring-8施設ビームラインの概念設計を行うとともに、他のコード(モンテカルロ計算コード)との比較計算、および文部省高エネルギー物理学研究所放射光施設ビームライン14Cを用いたベンチマーク実験の結果についても発表を行う。

口頭

無機$$^{14}$$Cを用いた地下水年代評価における沈殿法とガス化法の適用限界についての検討

中田 弘太郎*; 長谷川 琢磨*; 岩月 輝希; 加藤 利弘

no journal, , 

地下水の滞留時間(地下水年代)を評価するうえで、地下水に溶存する無機炭素(DIC)の$$^{14}$$C年代は有用な指標である。本研究では、地下水中のDICを回収するための2つの方法(沈殿法, ガス化法)について、NaHCO$$_{3}$$溶液および実地下水に適用したときの$$^{14}$$C年代の値を定量的に比較した結果を示し、それぞれの適用限界について考察した。

口頭

九重火山群南麓の火砕流堆積物の放射性炭素年代とその意義

奥野 充*; 長岡 信治*; 國分 陽子; 中村 俊夫*; 小林 哲夫*

no journal, , 

中部九州の九重火山群は、溶岩ドームと小型の成層火山からなる。今回、日本原子力研究開発機構の施設供用制度を利用して、同火山群南麓に分布する火砕流堆積物について、JAEA-AMS-TONOで放射性炭素年代を測定した。飯田火砕流堆積物は、過去20万年間で最大の軽石噴火の産物で、約54kBPであった。その上位の白丹火砕流堆積物と室火砕流堆積物はblock-and-ash flow型で、前者が48kBPと41kBP、後者が32$$sim$$34kBPであった。これらの結果は、星生山や久住山などの溶岩ドームの熱ルミネッセンス年代とほぼ一致している。この結果、約54kBPの飯田火砕流の噴出以後、山頂部で溶岩ドームとblock-and-ash flow型火砕流が形成されたことが具体的に明らかになった。

口頭

Chemical and isotopic study of the impact on groundwater environment by an large underground facility

岩月 輝希; 加藤 利弘; 中田 弘太郎*; 長谷川 琢磨*

no journal, , 

瑞浪超深地層研究所周辺の地下水環境の経時変化について理解するため、約10年間にわたって化学組成や同位体、フロン濃度のモニタリングを行った。その結果、深度200-400mの相対的に割れ目の多い花崗岩領域において、最大で50%程度の浅層地下水が浸透していることが明らかになった。一方、深度500mの割れ目の少ない花崗岩領域においては、浅層地下水の混入は認められず、水理学的な擾乱の程度は小さいと考えられた。この地下水の滞留年代は、放射性炭素濃度に基づいて18-25kaと求めることができた。

口頭

モンゴル西部の湖沼堆積物を用いた完新世後期の古環境変動解析

早川 翼*; 勝田 長貴*; 國分 陽子; 長谷部 徳子*; 村上 拓馬; 宮田 佳樹*; 長谷川 精*; 長尾 誠也*; 川上 紳一*

no journal, , 

モンゴル北西部のテルヒンツァーガン湖(TR湖)と、西部のブンツァーガン湖(BT湖)で、放射年代測定法(土壌TOC・C-14、Pb-210・Cs-137)、粒子解析等を用いて、そこに記録される古気候・環境変動の解析を行った。TR湖底コアでは、堆積年代は約3000年と約6000年であり、生物起源シリカ(bioSi)濃度及び全有機炭素(TOC)濃度と、鉱物粒子径で顕著な変動が見られた。太陽活動指標との対比から、極小期にbioSiとTOCの低下と粒子径の減少、極大期でbioSiとTOCの上昇と粒子径の増加となった。また、1600年以降の太陽活動増加傾向期にbioSiとTOCの増加が見られ、周波数解析により、太陽活動周期に対応する約88, 約240, 約2400年の卓越周期を持つことが明らかとなった。一方、BT湖底コアでは、堆積年代は約150年であり、太陽黒点周期とおおよそ一致する数十年スケールの顕著な炭酸塩量の変動が認められ、太陽活動の静穏期に炭酸量の低下となり、約10-20年の卓越周期であった。したがって、アジア大陸半乾燥地域の気候は、太陽活動の影響を強く受けて変動していることが明らかとなった。

口頭

瑞浪超深地層研究所における地下水年代測定

長谷川 琢磨*; 中田 弘太郎*; 富岡 祐一*; 太田 朋子*; 濱 克宏; 岩月 輝希; 加藤 利弘*; 林田 一貴

no journal, , 

瑞浪超深地層研究所において地下水年代測定を実施した結果、地下水年代はおおむね2万年程度であることを確認できた。また、希ガス濃度から涵養温度を推定した結果、涵養温度は6$$^{circ}$$Cで、現在の気温よりも9$$^{circ}$$C程度低い結果であった。このため、研究所周辺の地下水は氷期に涵養した地下水であると推定できた。このように研究所周辺の地下水年代を$$^{14}$$C, $$^{4}$$He, 希ガス温度計という複数の方法を用いて、整合的に推定することができた。

口頭

Multiple groundwater dating conducted at Mizunami URL

長谷川 琢磨*; 中田 弘太郎*; 富岡 祐一*; 太田 朋子*; 岡本 駿一*; 濱 克宏; 渡辺 勇輔; 岩月 輝希

no journal, , 

瑞浪超深地層研究所において複数の地下水年代測定を実施した。$$^{4}$$Heはフラックスの寄与の異なるデータを収集できたことにより、フラックスの寄与を分離して、$$^{4}$$He年代を推定することができた。$$^{14}$$Cは前処理方法を沈殿法からガス化法に変更することにより、大気の汚染を除去でき、精度良く評価できるようになった。これらから流出域の地下水年代は2万年程度であることを確認できた。さらに、水素・酸素同位体比が浅層地下水よりも低く、希ガス濃度から推定した涵養温度は7$$^{circ}$$Cと、現在の気温よりも7$$^{circ}$$C程度低く、氷期に涵養したものと推定された。このように研究所周辺の地下水年代を$$^{14}$$C, $$^{4}$$He, 水素・酸素同位体比, 希ガス温度計という複数の方法を用いて、整合的に推定することができた。

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